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標準理論とは

「標準理論」と聞くと何かわかりませんが、自然界の全てを説明できる凄い理論かと思います。実際には、物理学の中の素粒子物理学と呼ばれる分野における理論みたいです。

Standard Model of Elementary Particles 2017/05/15 Biz Sci Tech

 

標準理論の教科書

  1. W. N. コッティンガム, D. A. グリーンウッド 著 素粒子標準模型入門 2012/7/17 樺沢 宇紀 訳 丸善出版 第1章 素粒子物理の概観 第2章 Lorentz変換 第3章 Lagrange形式 第4章 古典電磁気学 第5章 Dirac方程式とDirac場 第6章 自由空間におけるDirac方程式の解 第7章 荷電粒子場の電磁力学 第8章 場の量子化:量子電磁力学 第9章 弱い相互作用:低エネルギー現象論 第10章 自発的な対称性の破れ 第11章 電弱ゲージ場 第12章 レプトンのWeinberg-Salam理論 第13章 Weinberg-Salam理論の検証 第14章 クォークの電弱相互作用 第15章 ウィークボゾンの強粒子化崩壊 第16章 強い相互作用の理論:量子色力学 第17章 量子色力学の計算 第18章 小林―益川行列 第19章 量子異常
  2. 長島順清 著 素粒子標準理論と実験的基礎 朝倉物理学大系 5  1999年03月20日 1. 序論 1.1 標準理論 1.2 クォークとレプトン 1.3 クォークとレプトンのサイズ 1.4 クォークモデルとカラー自由度 2. ゲージ理論 2.1 歴史的背景 2.2 ゲージ理論の幾何学的解釈 2.3 アハロノフ-ボーム効果 2.4 ヤン-ミルズ場(非可換ゲージ場) 2.5 隠された対称性 2.6 繰り込みとゲージ不変性 2.7 GWS理論 3. パートンモデル 3.1 フェルミオン2体散乱 3.2 eN弾性散乱 3.3 eN深非弾性散乱 3.4 パートンモデル 3.5 仮想フォトンとの反応 3.6 ニュートリノによる深非弾性散乱 3.7 ドレル-ヤン過程 4. 中性カレント(GWS理論の検証) 4.1 中性カレント反応の発見 4.2 中性カレントラグランジアン 4.3 v- e 散乱 4.4 eD散乱の非対称 4.5 GIM機構 4.6 ハドロンによる中性カレント反応 4.7 √s<mz領域のe-e →ff反応 5. QCD(量子色力学) 5.1 はじめに 5.2 漸近自由 5.3 繰り込み群方程式 5.4 グルーオン放出 5.5 発展方程式 5.6 発展方程式の解法 5.7 ドレル-ヤン過程 5.8 ハドロン-ハドロン衝突反応 6. Wボソン 6.1 W、Zの発見 6.2 崩壊幅の計算 6.3 W、Zのハドロン生成 6.4 スピンの決定 6.5 Wの質量と幅の決定 6.6 Wの横運動量分布 6.7 非アーベルゲージ結合(e e- → W W-反応) 7. Zボソン 7.1 Zの生成断面積 7.2 LEPの実験結果 7.3 放射補正 7.4 標準理論の彼方 8. ジェットの性質(ジェット現象1) 8.1 パートンとジェット 8.2 ハドロン化モデル 8.3 ジェットの分離 8.4 αs(Q2)の決定法 8.5 グルーオンの性質 9. 高エネルギーハドロン反応(ジェット現象2) 9.1 大横運動量のジェット生成 9.2 2→2反応 9.3 QCDの理論と実験の整合性 9.4 パートンの下層構造は見えるか? 9.5 ジェットの多重生成 9.6 フォトン直接生成過程 9.7 重いクォーク(c,b,t)の生成 9.8 トップクォーク 10. 付録 1) 単位、記号、計量 2) ディラック方程式 3) 断面積 4) 回転と角運動量 5) C、P、T変換性 6) SU(N)の数学的準備 7) 質量行列とT、CPT変換 8) フィールツ変換 9) ファインマン規則 10) フェルミオンループによる放射補正の計算

標準理論に関する大学・大学院レベルの講義動画

Lecture 1 | New Revolutions in Particle Physics: Standard Model
(January 11, 2010) Leonard Susskind, discusses the origin of covalent bonds, Coulomb’s Law, and the names and properties of particles.

Michael Peskin (SLAC): Standard Model – Lecture 1