科学史年表

21世紀(2001-2100)

2020年代

  • 2022年2月24日 ロシア(プーチン大統領)がウクライナ侵攻

2010年代

  • 2019年12月 新型コロナウイルス感染症COVID-19が武漢で発生し世界でパンデミックに
  • 2012年 Geoffrey Hintonらがディープラーニングの有用性をILSVRCで示す
  • 2012年 DOUDNAとCHARPENTIERがゲノム編集技術CRISPRを開発

2000年代

  • 2006年 山中伸弥らがiPS細胞を作成(2012年ノーベル生理学・医学賞)

20世紀(1901-2000)

  • 1995年 ワイルズがフェルマーの最終定理を証明
  • 1973年 ブラック=ショールズ方程式(経済学)
  • 1930年 トンボーが冥王星を発見
  • 1915年 アインシュタイン 一般相対性理論
  • 1905年 アインシュタイン 『動いている物体の電気力学』(特殊相対性理論)、光電効果(この業績に対し1921年ノーベル賞)、ブラウン運動
  • 1902年 レーナルトが光電効果を観察(金属に光を当てると電子が飛び出す)
  • 1901年 マルコーニが無線通信に成功

19世紀

  • 1900年 第2回国際数学者会議(パリ ソルボンヌ)ヒルベルト招待講演「数学の諸問題」”ヒルベルトの23の数学の問題”を提示
  • 1884年 メンデル没
  • 1865年 マクスウェルの方程式
  • 1865年 メンデル『雑種植物の研究』(注目されず忘れ去られ、1900年に再発見される)
  • 1862年 ヒルベルト誕生
  • 1859年 ダーウィン『種の起源』
  • 1851年 リーマン 学位論文『複素一変数関数の一般論の基礎』(指導教授:ガウス)
  • 1849年 フィゾーが光速度を測定 31.485 km/s
  • 1846年 ガレが海王星を発見
  • 1831年 ファラデーが電磁誘導を発見
  • 1832年 ガロア没
  • 1830年 フーリエ没
  • 1826年 リーマン誕生
  • 1824年 アーベルが5次方程式に解の公式(べき乗根で表現されるような)がないことを示す
  • 1822年 フーリエ『熱の解析的理論
  • 1807年 フーリエ、熱伝導に関する論文を投稿するも科学アカデミーが掲載を拒否
  • 1804年 ベッセルがハレー彗星の軌道を計算(ベッセル関数のベッセル!)
  • 1802年 フーリエ、固体内における熱拡散の実験を開始
  • 1801年 ガウス『数論考究』

18世紀

  • 1799年 ヴォルタが電池を発明
  • 1788年 ラグランジュ解析力学
  • 1783年 オイラー没 論文数は500以上(死後も50年にわたり刊行され続け、総数900報!)
  • 1781年 ハーシェルが天王星を発見
  • 1777年 ガウス誕生
  • 1768年 オイラー 『積分学教程』(全3巻 1768~1770)
  • 1760年 オイラー『固体あるいは剛体の運動理論』 慣性モーメント、重心周りの回転運動
  • 1755年 オイラー『微分学教程』
  • 1752年 フランクリンが雷の電気をライデン瓶に蓄積。雷の電気と摩擦電気の同等性
  • 1748年 オイラー『無限小解析入門』関数の定義 オイラーの公式
  • 1742年 マクローリン『流率論』(ニュートンの流率論を体系的に解説 全2巻)マクローリン展開
  • 1736年 オイラー『メカニカ(力学)』(力学もしくは解析学的に示された運動の科学)
  • 1734年 オイラー π^2/6 = 1 + 1/2^2 + 1/3^2 + 1/4^2 + 1/5^2 + …
  • 1718年 ド・モアブル『偶然の理論』(生命保険、フィボナッチ数、スターリングの公式)
  • 1716年 ライプニッツ没
  • 1715年 テイラー Brook Taylor (1685-1731) 『増分法』(テイラー級数)
  • 1713年 ヤーコブ・ベルヌーイ『推測術 Ars conjectandi』ベルヌーイ数
  • 1712年 関孝和『括要算法』(遺著 ベルヌーイ数)
  • 1707年 オイラー誕生
  • 1706年 マチン 円周率の公式

17世紀

  • 1696年 ロピタル『曲線理解のための無限小解析』(ヨハーン・ベルヌーイの私的な講義録に基づく)ロピタルの公式
  • 1687年 ニュートン『自然哲学の数学的諸原理(プリンキピア)』
  • 1685年 ライプニッツ 微積分法の基本定理を発見(人類初の積分の論文『深奥なる幾何学』微分と積分とは逆の関係)
  • 1684年 ライプニッツが微積分法を発表(人類初の微分の論文「極大・極小(最大・最小)のための新方法:同時に接線を引き、分数や無理式をも妨げない、そしてそれらのための特別な計算法」微分の定義、積と商の微分の公式)
  • 1674年 ライプニッツ 円周率の公式
  • 1667年 ヨーハン・ベルヌーイ(弟のほう)誕生
  • 1666年 ライプニッツ『結合法論』
  • 1665年 フェルマー没 フェルマーの最終定理: n>2でx^n + y^n = z^n は自然数解がない
  • 1665年 フック『ミクログラフィア』(顕微鏡による観察記録)
  • 1657年 ホイヘンス『賭けにおける計算』(歴史上初の確率論の教科書)
  • 1656年 ウォリス『無限の算術』(ウォリスの公式により円周率を式で表した)
  • 1654年 ヤーコブ・ベルヌーイ(兄のほう)誕生
  • 1649年 スホーテン(デカルトの弟子)デカルトの『幾何学』のラテン語訳版を出版 1659年、1661年にその第2版(注釈、解説付き)
  • 1646年 ライプニッツ誕生
  • 1644年 デカルト『哲学原理』 力が働かなければ物体の運動に変化は生じない
  • 1642年 ガリレオ・ガリレイ没、ニュートン誕生
  • 1637年 デカルト『方法序説』”我思う、故に我あり” 『屈折光学』『気象学』『幾何学』(座標を用いて幾何学の問題を代数的に解く解析幾何学を創始。既知定数をa,b,c,などで、未知数をx,y,xなどで表記、べき乗の表記など記号代数学を完成)
  • 1610年 ガリレオ・ガリレイ『星界の報告』
  • 1607年 フェルマー誕生(1665年1月12日没57歳)

16世紀

  • 1591年 ヴィエト『方程式論』未知数を母音(A,E,I)で既知定数を子音(B,D,Fなど)で表記
  • 1537年 ティコ・ブラーエ『新星について』
  • 1545年 カルダーノ『アルス・マグナ』3次方程式、4次方程式の解法を発表
  • 1543年 コペルニクス『天球の回転について』
  • 1539年 カルダーノがタルタリアから3次方程式の解の公式を教えられる
  • 1500年頃 インドのケーララ派の数学者がπの等式を考案 π/4 = 1/1 – 1/3 + 1/5 – 1/7 + 1/9 – …

15世紀

14世紀

13世紀

12世紀

11世紀

10世紀

9世紀

8世紀2

7世紀

6世紀

5世紀

4世紀

3世紀

2世紀

  • 150年頃 プトレマイオス『地理学』

1世紀

紀元前1世紀(B.C.100~B.C.1)

紀元前2世紀

紀元前3世紀(B.C.300~B.C.201)

  • 荘子(紀元前369年 – 紀元前286年)

紀元前4世紀

紀元前5世紀(B.C.500~B.C.401 )

  • B.C.479 孔子没(B.C.552~B.C.479)

紀元前6世紀

  • 老子『老子道徳経』(全81章 上篇(道経)、下篇(徳経))

参考図書

  1. 世界を変えた24の方程式(原題:The Universe in Zero Words by Dana Mackenzie)
  2. 図説 世界を変えた50の科学 原書房(Peter Moore and Mark Frary)
  3. 科学史人物事典 小山慶太 著 中公新書 2013年