アートとサイエンス

解析学の教科書 高木貞治『解析概論』

 
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解析学の教科書はいろいろ出ていて、どれを選ぶかは人それぞれだと思う。自分は大学のときに杉浦光夫著「解析学入門」と高木貞治著『解析概論』を買った。しかし、高木貞治著『解析概論』はなんとなく古臭い体裁だし、杉浦光男著「解析学入門」はあまりにも無味乾燥すぎてとても人間の読み物とは思えなかった。だから、どちらもほとんど開きもしなかった。

解析学の授業は、先生がひたすら黒板に書きまくるのを意味もわからず一生懸命ノートに書き写していたことしか記憶にない。頭を使っていないのだから、何も身に付かなかった。授業をフォローするために買った教科書は、自分には難解すぎて復習のしようがなかった。

ネットをいろいろ見ていると、最近は読みやすい教科書がいくつも書かれていているらしい。しかし、高木貞治『解析概論』を改めて開いてみると、まえがきには、読者が勉強しやすいように講義形式で書いたから思ったより厚くなってしまったという。確かに、言葉による説明も案外多くて、案外とっつきにくい本でもないようである。

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