細胞生物学」カテゴリーアーカイブ

動物細胞、植物細胞の構造、違い

細胞を構成する主な要素

細胞壁(植物細胞のみに存在):セルロースが構成成分

細胞膜:選択的透過性の性質をもつ

核:染色体が存在する場所

ミトコンドリア:細胞呼吸に関与

葉緑体(植物細胞のみに存在):光合成に関与

液胞:

 

液胞の働きとは

「液胞は、成熟した植物細胞では大きく発達することが多い。液胞膜で包まれ、中は細胞液で満たされている。液胞は細胞の浸透圧の調節や植物細胞の成長にかかわる。」(啓林館 生物 平成29年度用)

Q:液胞は動物細胞にも植物細胞にも存在するのか?

A:「植物細胞に特有の細胞小器官として、葉緑体、液胞がある。」(啓林館 生物 平成29年度用)

液胞(えきほう、英: vacuole)は、生物の細胞中にある構造のひとつである。植物では発達しているが、動物では非常に小さい。電子顕微鏡で観察したときのみ、動物細胞内にもみられる。主な役割として、ブドウ糖のような代謝産物の貯蔵、無機塩類のようなイオンを用いた浸透圧の調節・リソソームを初めとした分解酵素が入っており不用物の細胞内消化、不用物の貯蔵がある。ちなみに、不用物の貯蔵についてであるが、秋頃の紅葉が赤や黄色をしているのは、液胞内に色素が不用物として詰め込まれているからである。液胞は、細胞内にある液胞膜と呼ばれる膜につつまれた構造であり、その内容物を細胞液と呼ぶ。若い細胞では小さいが、細胞の成長につれて次第に大きくなる。これは、成長する過程で排出された老廃物をため込むためである。良く育った細胞では、多くの場合、細胞の中央の大きな部分を液胞が占める。植物細胞を見ると、往々にして葉緑体が細胞の表面に張り付いたように並んでいるのは、内部を液胞が占めているためでもある。 蜜柑などの酸味や花の色は、この液胞中にある色素(アントシアンなど)に由来している。(液胞 ウィキペディア)

 

アントシアニン(英: anthocyanin)は、植物界において広く存在する色素、アントシアン(英: anthocyan、果実や花の赤、青、紫を示す水溶性色素の総称)のうち、アントシアニジン(英: anthocyanidin)がアグリコンとして糖や糖鎖と結びついた配糖体成分のこと。高等植物では普遍的な物質であり、花や果実の色の表現に役立っている。フラボノイドの一種で、抗酸化物質として知られる。(アントシアニン ウィキペディア)

 

アントシアニン

キリン 世界のKitchenから 「アントシアニンと色」 26秒

紫キャベツの溶液を、pH指示薬として使う実験のデモンストレーション。

EXPERIMENT DIY PH indicator from red cabbage | What the Hack #22