動物解剖学」カテゴリーアーカイブ

サメの解剖

Shark Anatomy

  • Phylum:Chordata 脊索動物門(せきさくどうぶつもん), Class:Chondrichthyes 軟骨魚綱(なんこつぎょこう)
  • Dogfish shark

shark anatomy(12分40秒)

Dogfish shark (Wikipedia)

  • The Squalidae, also called dogfish sharks or spiny dogfishes,[2] are a family of sharks in the order Squaliformes. They have two dorsal fins, each with smooth spines, but no anal fin, and their skin is generally rough to the touch.[1] Unlike virtually all other shark species, dogfish sharks possess venom which coats their dorsal spines – this venom is mildly toxic to humans.

軟骨魚綱(ウィキペディア

  • 軟骨魚綱(なんこつぎょこう、Chondrichthyes)とは、サメ、エイ、ギンザメの仲間を含む、脊椎動物亜門の下位分類群。軟骨魚類とも呼ばれる。名称の由来は、全身の骨格が軟骨で構成されていることによる。
  • 脊椎動物の中でも比較的原始的な分類群であり、最古の化石記録は古生代シルル紀後期の地層から見つかった鱗の破片で、約4億年前の古生代デボン紀には大規模な多様化を遂げたとされている[1]。
  • ロレンチニ瓶 上顎から吻の先端にかけての体表に存在し、小さな穴が多数開いたように見える器官。これは電気受容器であり、生物の筋肉から発生する微弱な電流を感知し、獲物の位置を知るのに役立っている[5]。
  • 浮力調節 軟骨魚類は鰾(浮き袋)を持たず、肝臓に水より比重の軽い油(肝油)を蓄積することで浮力を調節する[5]。このため、とくに外洋性の種では肝臓が大きく、たとえばヨシキリザメでは体重のおよそ5分の1を占める[5]。油の成分は主にスクアレン(スクアラン)である。

 

Spiny Dogfish Shark – Circulatory System サメの循環器系

講師が解剖しながら、学生にサメの血管の名称などを答えさせていきます。クイズ形式なので、自分の知識の確認に使えるかも

  • aorta 大動脈, artery 動脈

Shark Skeleton

サメの骨格(軟骨)

軟骨(なんこつ cartilage)(ウィキペディア

  • 軟骨(なんこつ、英: cartilage)は、軟骨細胞とそれを取り囲む基質からなる結合組織で弾力性がある
  • 脊椎動物に比較的発達している
  • 軟骨は、結合組織に分類
  • 豊富な細胞外基質(軟骨基質)と、その中に点在する軟骨細胞が特徴
  • 軟骨基質の主成分は、コンドロイチン硫酸などのプロテオグリカン
  • 系統進化的に、初期の脊椎動物は軟骨構造の骨格を持ち(軟骨魚類)、後に硬骨構造の骨格へと発展(硬骨魚類)していった、とかつては考えられていた。
  • 軟骨魚類は、鰓の構造や皮膚の構造、アンモニア代謝の仕組み、骨格(軟骨でできた骨格)など多くの点で、硬骨魚類よりも原始的な特徴を持つ。
  • 軟骨魚類よりも古い脊椎動物である板皮類では、すでに体表に甲皮(皮骨)を発達させており、骨の起原は軟骨魚が現れるよりも前にある。
  • 膜性骨(直接骨化)の起原は軟骨よりも前または同時期で、軟骨性骨(間接骨化)はその後と、骨の発生様式は二つに分けて考えられる。
  • 現在の軟骨魚綱として繁栄しているサメやエイなどの前に、板皮類などがいて、その表面を覆っていた皮骨を退化させ、内部の軟骨のみを進化させた生物が軟骨魚綱であり、その分岐付近の祖先動物から、体幹骨の軟骨を骨化(軟骨性骨化)することができる硬骨魚類が進化してきたという考えが現在の主流。