フロー式物理演習シリーズ 線形代数

大学を出て何十年も経ちますが、ボケ防止に学び直しでもするかと思って、大学レベルの数学や物理の教科書を眺めています。眺めていても身に付かないので、問題を解こうかとおもいたったときに、手頃な問題集として目についたのが、『フロー式物理演習シリーズ 線形代数』でした。まだ第一章しか終わっていませんが、問題を解くのは、いい訓練になるなあと思います。この問題集は、例題に詳しい解説と解答があり、そのあと発展問題があって略解が載せられています。単純な計算問題もあれば、重要そうな結果を導かせる問題もあり、自分の実力だと苦戦して答えを見てしまうものもありますが、一生懸命考えて、そうか!と思えるレベルなので楽しんで解きすすめるにはちょうどいいレベルだと思いました。

マセマの演習書も嫌いではないのですが、マセマは一から十まで全ての式変形が書いてあって、苦手なトピックの勉強には向いています。『フロー式物理演習シリーズ 線形代数』はちょうどいい親切さのような気がして、気に入りました。

最初に重要事項が簡潔に示され、そのあと例題が示されてその解答が詳細に解説されます。それから付随する問題が3つ程度あり、略解が巻末に掲載されています。重要事項の説明がありますが、必ずしも詳しいわけではないのでやはり線形代数の教科書を一冊もっていたほうがよいのではないかと思いました。わからないことが出てくるたびにネットを検索して大学の講義ノートなどを参考にするのでもいいと思います。