DICHOTOMY(二分法)は、物事を相対する2種類に分けて理解する態度のことです。随分と大雑把な分け方ですが、それで人間を理解できたと納得できるのであれば、有効な方法だと思います。
「世の中には数式が出てくるとわからなくなる人と、数式が出てこないとわからない人の2通りがある。」
これは桜井敏雄 著の 『X線結晶解析』という本のはしがきにあった言葉。
ちょっと面白い分け方としては、
「世の中には10種類の人間がいる。バイナリを理解する人間と、しない人間だ。」
(”There are 10 kinds of people in the world, those who understand binary and those who don’t.”)
というものもあります(参考:urbandictionary.com)。バイナリ(binary)というのは、2進法あるいは2進数のことです。10進法の0,1,2は2進法では0、1、10ですから、このような面白い表現ができるわけです。
こんなコマーシャルもありました。
「世の中には、二種類の人間がいると思うんだ。開いている奴と、閉じてる奴。」(木村拓哉 Town CountryのCM)
あと、世の中の2種類の人間をイラストで表現した、 http://2kindsofpeople.tumblr.com/ の作品が面白い。