光学は、昔は高校物理にあったと思います。レンズの焦点がどうこうとか実像、虚像がどうこうといったこととか、レンズを組み合わせたときの合成焦点距離がどうこうと言った具合です。自分のときは指導要領が改訂されて、高校物理からは光学がすっぽりとなくなっていました。大学の授業でも光学というものはなかったので、光学をオフィシャルに学ぶ機会はありませんでした。
しかし、光学は私たちの生活に欠かせないもので、身の回りのあらゆる技術に使われていると思います。
大学レベルの光学の定番の教科書といえば、ヘクト光学I,II,III(丸善出版)でしょう。自分は第4版を持っていますが、今は第5版が出ています(邦訳も)。
この改訂版の積み重ねをみると、歴史の重みを感じます。
- Optics 5th edition 2015/12/23 by Eugene Hecht
- Optics 4th edition 2001/8/2 by Eugene Hecht ISBN-13 : 978-0805385663
- Optics 3rd edition 1997/8/1 by Eugene Hecht ISBN-13 : 978-0201838879
- Optics 2nd edition 1987/1/1 by Eugene Hecht and Alfred Zajac
- Optics 1st edition 1974 by Eugene Hecht and Alfred Zajac