アートとサイエンス

人生の岐路でどっち選ぶべきか?後悔しない意思決定の方法

2019/02/03
 
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人生は選択の連続と言えます。親は選べませんが、その後は、どこの学校に行くか、どんな職業に就くか、誰と結婚するか、いつ子供をつくるか、どこに住むか、どんな家を買うか、今の職に留まるか転職するか、今の配偶者と結婚生活を続けるか離婚するかなど、大きな決断を迫られる状況が訪れることがあるわけです。そんなときに、何を基準に判断すればよいのでしょうか?先人の知恵を探ってみたいと思います。

When we can no longer change a situation, we are challenged to change ourselves. (Viktor Frankl) 

状況をもはや自分ではどうにも変えようがなくなったときは、自分自身を変えるしかないのだ。(ビクター・フランクル) (Making a Big Decision When You’re Not Sure Which Choice Is Right By Lynn Reilly)

上のリンクの記事では興味深いアドバイスを紹介しています。

恐れを除く

To make the decision, take the fear out, then you’ll know. 決断するためには、まず恐れを取り除きなさい。そうすれば、どちらを選ぶべきかがわかります。(参照元

なんだか心が軽くなるアドバイスだと思いました。どうやって恐れを消すの?と思ったら、紙に書き出して、一つずつ消していきなさいというのですが、これでうまくいくのかな?

紙に書いて整理

Here’s How to Make Big Career Decisions You Won’t Regret(By Nell Wulfhart)というウェブ記事のアドバイスも紹介しますと、転職するのなら、

  1. 知ってたら選ばなかったのになんて思わないで済むように、転職する会社の情報をできるだけ集めましょう。
  2. 重大な決断を下すのはストレスがかかることなので、まずは冷静になりましょう(Chill uot) 、
  3. あらんかぎりのオプション(選択肢)を出しつくしましょう、
  4. なぜそれを選んだのかが後からでもわかるように、それぞれの選択肢に関して良い点と悪いをリストアップしておきましょう。頭の中でいったりきたりしているのではなく紙に書き出すことが大切。
  5. 常に広い視野に立って物事をみましょう(Keep  things in perspective)

これらの5個ですが、なんだかアタリマエなんですが、重大な決断を迫られてあたふたしている人を落ち着かせるアドバイスだと思いました。

ネットをいろいろ見ていると、人生の岐路で決断する為の考え方やコツ、自分に何を問うか?(lstchllng.xyz)という記事にあらゆることが言い尽くされていました。そうかそうかと思って読みました。

投げやりにならないで

ドキッとする記事も。太字強調は自分ですが。1つと言われると何ソレ教えて!という気分になって読んでしまいます。

  • さて、ここで重要なのは、上手くいかない苦しい時期には、投げやりになってしまい、つい破滅原則「今さえ良ければ良いんだ/自分さえ良ければ良いんだ/金さえ手に入れば良いんだ」的になりやすいことのようです。
  • 原理原則は「そうですよね。貴方はかわいそうだから、今回ばかりは免除します。」とはしてくれず、やっぱり破滅原則的に生きれば、長期的には人生が悪循環にはまりこんでいくことになるようなのです。(引用元:人生の岐路に立った時の決断基準は1つ

その一つって何なの?と思いましたが、人として正しいこと、繁栄する原則に則るということでした。どっちがそうなのかがわかんないときはどうすればいいのでしょうか。

心の底からやりたいと思えるの?

心の底から 「やりたい!」 と思える動機があるかが大事という記事(人生の岐路で考えるべき3つの原理原則

)も見かけました。アタリマエすぎるアドバイスなのですが、迷っているときには効きます。

迷ったら苦しいほうを選べとか、困難な方を選べ、チャレンジングな方を選べという教えも昔から人口に膾炙しています。それの逆を行くアドバイスもありました。こうなるとどっちがいいんだかわかりませんね。

私が皆さんに贈りたいのは、「人生の岐路に立ったら、楽にできるほうの道を選べ」というアドバイスです。 この場合の「楽」とは、苦痛や負担を感じずにやれる、ということです。負担が少ないと感じることは、おそらく自分の適性に合っているのです。逆に習得にものすごく苦痛が伴うのであれば、それはあまり自分には向いていない。(中略)コスト&ベネフィットで冷静に見たら、自分に向いた技能を使い、自分に向いた業界で戦っていくと考えたほうが、むしろ賢い。自分が楽にできることを身につけ、軽やかにしなやかに生きていくほうが得策です。「楽にできるほうの道を選べ」とはそういう意味なのです。(人生の岐路に立ったら楽なほうを選ぶべし cakes.mu)

自分のキモチには正直にならないといけないよなあとういアドバイス。

 

怖いほうへ

危険だ、という道は必ず、自分の行きたい道なのだ。いいかい、怖かったら怖いほど、逆にそこに飛び込むんだ。(岡本太郎)(参考元:人生に迷った時、偉人や成功者が口を揃えて言う一言とは?

岡本太郎が言うと、もう無条件に説得力があります。危険、怖いと思うほうに行けって人に勧められるなんてどんな心臓してんだろうと思います。

急かされてない?

ネットをいろいろみててみんなが指摘しているのは、焦らされた状態、急かされた状態で決断すると、たいてい間違った方を選んでしまうよということ。しかしチャンスは突然やってくるので、即断即決が要求されることも多いんですが。

それ楽しいの?

メリットとデメリットを書き出せとか、苦しい方を選べとかよく言われますが、もう一つのアドバイスが、

その選択は楽しいか?」と自問することだそうです(参考サイト:「決断できない」ときの5つのチェックポイント)。これはなんだかとてもしっくりと来るアドバイスだと思いました。

斎藤ひとりさんも、どっちが正しいかではなくて、どっちが楽しいかで決めたほうがいいよといっていました。(YOUTUBE音声 40:00)。

 

長期的、多面的、根本的に

プレジデントの記事(人生の岐路に立たされたとき、何を頼りにするか?)の言葉そのままなんですが、迷ったときには長期的に、多面的に、根本的に考えるのがいいんだそうです。転職の場合には、転職後のキャリアパスの見通し、キャリアアップが見込めるのか、いつまで働くのか、10年後、20年後にどんな仕事をしているのか、その業務がどんな風に発展していくのか、その仕事の意義(自分の中で、あるいは、社会の中で)は何か?などを考えるといいのかなと思います。

好き嫌いで決める

嫌いなことは避けて、好きなことを求める。それでいいじゃない?ということです。大人になるとそもそも何が好きで何が嫌いなのか、なぜそうなのかがあやふやになったりしていますが。そんなときには、子供の頃に住んでいた場所へ行ってみるのがいいそうです。

自分がしたいことか?

これまた当たり前すぎるアドバイスなんですが、

結局行きつくところは「自分が何をしたいのか」。それしかないんですよ。(今って人生の岐路かも!と迷った時に決断するための5つの質問

それしかないですよね、ほんとに。これ以上考える必要もないくらいのドストレートな答えでした。それでも決められない人向けの究極の神頼みな方法がありました。

コインを投げて決める!!!

サイコロを振って決めるとか、コインを振って決めていいんですか?だいたい岐路というのは選択肢が2つしかないことが多いです。どっちにするか、だからコインを投げればいいんですね。表が出たら「転職する」、裏が出たら「転職しない」。さあ、コインを投げて決めましょう!

自分もこの方法やってみました。財布から10円玉を取り出して、表は転職、裏が現在の職にとりあえず留まると決めて、投げてみたら。

裏でした。そのときに自分に生じた感情は、「安堵」でした。さて、この結果からどう決めるのかというと、コインを見た瞬間に湧いた感情に従って決めるのだそうです。自分の場合は、転職しちゃいけないということになりました。うーむ。これでいいのだろうか。【自分で決断できない!】人生で迷ったときの決断方法で紹介されていた方法は、

コインが示した結果を見たときに、トキメキ・ワクワク・安心・嬉しいなどのポジティイブな直感があれば…「コインが示した選択」が正解 逆に、不安・恐れ・落胆・ガッカリなどのネガティブな直感があれば…「コインが示した選択」は不正解 逆側が、正解となります。

ということでした。ここで疑問なのですが、自分の心の中で生じた「安堵」という感情はポジティブといえるのでしょうか?これは、コインの表=転職と決めたときに、表が出たときの感情だと思います。コインの表=転職として、

コインを振った結果が表、本心が転職:やったるでーという気持ち。

コインを振った結果が表、本心が転職せず:恐怖、不安、暗い気持ち、ガッカリ。

コインを振った結果が裏、本心が転職:不満。物足りなさ。

コインを振った結果が裏、本心が転職せず:安心。安堵。

という解釈で良いのでしょうか。

迷わず行く

ところでアントニオ猪木さんは、迷わず行けよ、行けばわかるさと言っています。行動するかしないかの選択ならとりあえず行動しなよということなんでしょう。つまり転職してみたらわかるよと。

 

熟断思考

スタンフォード流という記事には、塾断思考というものが紹介されていました。どんなことに使えるかというと、「不確実性のもとで、複数の選択肢があり、どのような価値判断基準に基いて決めるかで結論が大きく異なり、下した決断次第で、自分や会社の今後の状況やあり方に、極めて大きな影響が出る」ようなときに使えるのだそうです。まさに、転職はこれにドンぴしゃりはまります。なんか理路整然と説明されています。マッキンゼー流なんだそうです。最後は直感、とか自分の気持ちに従うというったことの真逆をいく、論理的な決断のススメです。理屈で考えるのか感情に従うのか、振り出しに戻ってまた悩み始めました。マッキンゼーに言われたら、ごもっともすぎて返す言葉もありません。

本当にやりたいのか

水野 自分の中での判断基準として、時間とお金という物理的なものを一回取っ払うんですよね。この話はお金が全くもらえなくても僕はやるかどうか、時間がものすごくかかるものでも、やりたいかどうかというのが判断基準なんですよ。

松浦 金額や条件を抜きにしてほんとうにそれをやりたいのか?人間ですから、いろんな欲とか気の迷いがあって、心からやりたいと思わないことを引き受けてしまうこともあるんですよ。でも必ずそれは後悔するんです。

(引用元:人生の岐路での決断

うわ、出ました究極の正論。お金を度外視てして考えろと。独身ならいいんですが、家族がいて経済的なことを度外視していいんでしょうか?家族がいてもそうなの?家族の理解が得られなくてもそうなの?とまだまだ悩みが続きます。

今の状態で決めていいの?

またまたなるほどという記事がありました。その記事いわく、

人生を大きく左右するような決断をするときには、自分の心が暗く澱んでいないかということを、しっかりと確かめておくということです。なぜなら、暗い気持ちで下した決断は、百パーセント間違っているからです。追い詰められた精神状態のときには、大胆な決断は避けなければいけません。(東洋経済ONLINE)

ハイ、焦って追い込まれて暗い気持ちで決断するとそれは間違った選択肢なんだそうです。

人生の軸

またまた考えさせられる記事が。

  • そうやって慣れて来た頃、目標を失ってしまったことに気づきます。
  • 「で、何なの?」と。
  • 「自分の軸がないから流されて、人生わけわからなくなるんですよ」

(引用元:人生の決断に迷ったら、より怖い方に進んだ方が面白くなるワケ。

この記事はいわゆるサンクコスト(過去にしてしまった投資)はおいておいて、よりチャレンジングな、より怖いほうを選びましょうと説いています。年を取ると、楽な安定を求めたくなるのですが。この人は若いのかなあ。年齢別にアドバイスがないと、間違えそうですね。若者向けのアドバイスを中高年が間に受けらたら失敗しそうな気がします。それとも年齢は関係ないのでしょうか?ネットサーフィンをどれだけ続けても、どれだけ多様なアドバイスを見つけても、全然決まりませんね。

どっちも正解

どっちも正解ならどっちを選んでもいいわけですよね。失敗はないということです。

私が思うに右に行こうが、左に行こうが同じだと考えます。そこに行って、あなたの身を置かなければ分からないことだからです。(中略)どちらに行っても不平や不満、メリットやデメリットは必ず存在するからです。良いとこどりはできません。右に行ったら、左には行けませんし、勿論、後戻りは出来ないのです。(引用元:決断する方法は1ケだけ!

 

レトロスぺクティブに決める

よく言われるのは、死ぬ間際に、チャレンジしなかったことを後悔しないように決めろというものがあります。未来から過去を振り返る方法ですね。しかし、この教えは、選択肢の一つがチャレンジングな場合でしょう。2つの選択肢が必ずしもチャレンジングでない場合はどうなのでしょうか?やはり未来から過去を振り返ることで決められるのでしょうか。例えば、楽な職に転職する場合。あるいは、残るも地獄、進むも地獄の2者択一の場合。だいたい、みんなのアドバイスは、安定した今の職から不確定要素の多い新しい職への転換で悩む人向けです。しかし、不安定で将来が見えない今の職から、あはり将来の展望が持ちにくい次の職へ移るべきかという状況だと、アドバイスには当てはまらないことが多いと思います。

ワクワクするほうへ

楽しい方をというのは既に挙げましたが、ワクワクという言葉はまた違ったニュアンスもあるので、別にしました。

考えることは大事です。自分の頭で考えるそして、ワクワクするほうを選ぶ。そしたら、反省はすることはあったとしても後悔することはないんです。(後悔しない、人生の岐路に立ったときの考え方

上の記事が深いと思ったのは、ただ単純にわくわくする方とは言っていないところです。考えたうえで、ワクワクするほうを選びましょうということ。

 

ヤフー知恵袋に聞く

英語の質問などを見ているとヤフー知恵袋は結構間違ったことを言っている人も多いです。しかし自分で決められないのならだれかに聞いてみるのもいいでしょう。

自分の今までの経験と信頼できる人のアドバイスを総合的に判断して、最後は自分の信じる道をいく。(人生の岐路に立たされたとき、どうやって決断しますか?教えてください。 YAHOO!JAPAN知恵袋

 

家族に聞く

自分で決められないのなら生活を共にしている家族に意見を聞いてみるのもいいでしょう。家族の幸せを第一に決めるというのも一つの生き方だからです。

第三者に聞く

利害関係がなくて、状況を客観的に見ることができる第三者に話してみて、どう思うかを聞いてみることも、自分の考えを整理するのに役立ちます。

とりあえず行動してみる

転職する場合、飛び込んでみないことには実際の様子はわからないということが多々あります。思った通りでなかったということもあるでしょうし、思った以上に良かったということもあるでしょう。今まで同じ場所に何年間も留まっていて何も良いことがなかったのなら思い切って職場の環境や住む環境を変えてみるのも良いかもしれません。職と住を変えるということは当然、人間関係も全て変わることになりますので、良いか悪いか別として自分に新たな刺激が入ることだけは間違いありません。人間は適応性が高い生き物なので新たな刺激に応答する過程で、よりよく生きる道が見えてくるかもしれません。

自分の心境の変化をモニタする

転職のための応募書類を郵便ポストに投函したときに、自分がどんな気持ちになったのか?を観察することも意味があるかもしれません。心が軽くなったのか?明るい気持ちになったのか?自分のこれからの人生に対する期待感が生じたのか?これらがポジティブなら、その道が正しいのかもしれません。

職には呼ばれるもの

斎藤一人さんは、職は自分が求めるのでなくて、呼ばれるものだということを著書の中で言っています。だとすると、誰かに声をかけたもらった場合には転職したほうがよいということなのでしょうか。もちろん誰が声をかけてくれたかによりそうな気もしますが。自分のことをよく理解してくれている人が声をかけてくれたのであれば、それはよく考えるべきときでしょう。

自分から必死に探しても何の職も得られなかったが、人から声をかけてもらった場合にはその職が自分を呼んでくれたと解釈することも可能です。人の役に立つことが人生の究極の目的だとしたら、自分を必要としてくれる人が呼んでくれた方向に新たな一歩を踏み出すのが、案外正解なのかもしれません。

 

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