エビスビール with ジョエル・ロブション 「華やぎの時間」

期間限定と銘打ってエビスビールwithジョエル・ロブション「華やぎの時間」なるビールが店頭に出ていました。試しに買って飲んでみましたが、宣伝文句通りの華やかな味わいでした。ジョエル・ロブションと共同開発したのかと思いきや、単に、「フレンチの巨匠も認めた」という言葉が缶に書いてあっただけでしたので、試飲して「うまい!」と一言くれただけなのでしょうか?

しかし、日本のビールでこういう華やかなフルーティな味で、ワインを飲んだときのような後味のビールは珍しいので、なかなか貴重なビールだと思います。

サッポロビールのプレスリリースによれば、 「華やぎの時間」には、麦芽はフランス・シャンパーニュ地方産の上質なものが使用されており、ホップは3種類が使われているそうです。その3種類ですが、ニュージーランド・ネルソン地方産の白ワインのような薫りを有する品種「ネルソンソーヴィン」がふんだんに使われており、それに加えて、伝統的なホップ産地ドイツ・ハラタウ地方産の薫り高い品種「ハラタウブラン」と上質な苦味の伝統種「ハラタウトラディション」が一部使用されているとのこと。この解説を読むと、このビールがワインを彷彿とさせる味だったことに納得がいきます。

ロブション氏との関連はプレスリリースにはまったく書かれていませんでした。”パッケージは、ジョエル・ロブション氏の日本橋高島屋ル・カフェ・ド ジョエル・ロブションや恵比寿のシャトー・ジョエル・ロブションなどの店舗デザインを手がけるGLAMOROUS co.,ltd.森田恭通氏に今年も監修”ということなので、ロブションブランドとのタイアップといった程度の意味なのでしょうか。

まあ、いずれにせよ、このビールが美味しいことは間違いありません。上品な女性に受けそうな味です。