インターネットで知り合った男性と割り切ったお友達関係になり、過激な行為をも含むお付き合いをして、男性側から自主的に呈示された謝礼を受け取る”謝礼交際”が、極端にお金に困っているわけではない高学歴主婦たちの間に広まっているというニュース記事:
風俗嬢も真っ青!主婦に蔓延する「謝礼交際」の荒稼ぎ(YAHOO JAPAN!ニュース/ダイヤモンド・オンライン 2016年5月21日 フリージャーナリスト 秋山謙一郎)
詳細は上の記事を読んでいただくとして、内容の一部を簡単にまとめてみます。
謝礼交際とは何か、誰がしているのか:
- 高学歴な主婦たちが、SNSで知り合った高学歴・高収入の男性に対して、「知的で優雅な会話+濃厚サービス」を提供
謝礼交際の相場:
- デート後に男性たちから、時折、3万円から5万円程度の謝礼を受け取る。月の収入が40万円くらいになることもある。
- 女性から謝金をお願いすることはなく、男性側があくまで自主的にお礼を渡す。
謝礼交際の内容:
- 縛り、手錠かけ、飲尿、複数人での行為、写真・動画撮影などの特殊な性癖に応じることもある
謝礼交際を行う女性側の心理や動機:
- 自分が誰かから必要とされていると感じるのが嬉しい
- あくまでも異性の友人関係として、必ずしも自分の性癖ではない“ごっこ遊び”に付き合っているだけ
- 私立中学に合格した子どもの教育費を賄うため
- 時給の安さよりも、コンビニやスーパーでのレジ打ちのパートとして働いている姿を、ママ友や大学の同級生たちに知られたくない
謝礼交際を行う男性側の心理:
- 商売人と客の関係ではなくあくまでも友人。友人に自分の趣味に付き合ってもらうので、互いに割り切った行為だと考えられるように謝礼を渡している
- 風俗店では相手女性に気持ちが入らない。女性との会話も楽しみたいし、その女性がどんな生き方をして、なにを考えているのかという部分も含めた付き合いをしたい
(写真は本文とは無関係です)
ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)という出会いのツールが発達した結果、謝礼交際という新たな社会現象が生じたわけですが、このような社会の変化で大きな影響を受けているのが性風俗業界だそうです。客単価が大幅に下落しているだけでなく、1日12時間お店に拘束されても一人もお客がつかない女性(”お茶引き”)も多いなど、ビジネスとして成立しにくい状況だそう。
参照記事