河合隼雄のカウンセリング教室(創元社2009年)

河合隼雄のカウンセリング教室(創元社2009年)は、カウンセラーはどのようにクライエントに接すべきかを河合隼雄が具体例を交えて説明した本です。それこそ、マニュアルではないですが、いろいろなエピソードから学ぶことが多いものです。

  1. 四天王寺カウンセリン講座での講演記録を2冊にまとめたもののうちの1つ(まえがき)
  2. ”一週間に一度、たった一時間会うだけで果たして効果があるんだろうか。これが、効果があるんですね。あるからこそやっているわけですし、”(17ページ)
  3. 友達とは? ”夜中の12時に、自動車のトランクに死体を入れて持っていって「どうしようか」と言っても、黙って話を聞いてくれる人、それが友人だ”(194ページ)

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