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人蕩術(じんとうじゅつ)とは?

人蕩術とは、会う人に好かれる、魅力のある人間になるための方法です。人蕩し術(ひとたらしじゅつ)という本に詳しく解説されていました。定価9800円もするので、自分は図書館で借りて読みました。同性異性問わず、モテる人間になるための極意、考え方、具体的にやるべきことが書かれていてなかなか面白い本です。自分は自己啓発関連の書籍は数十冊これまでに読みましたが、この本ほどしっくりと来たものは今までありませんでした。なんだか不思議です。多分、著者と感覚がかなり近いからなのかもしれないと思いました。どんな本でもだいたい同じようなことが書いてあるんだとは思いますが、この本での説明のしかたが、自分のなかにすーっと受け入れられたのです。

「魅力」に関する原理原則

  1. 魅(み)は与(よ)によって生じ求(ぐ)によって滅す 他人の5大本能を充足してあげるということ。逆に他人に自分を充足してもらおうとする行為は魅力を減少させることになる。
  2. 真の魅力とは、リラックスの中にあるものである 自分の人生を余裕をもってながめている態度
  3. 悩みの量とその人の魅力の量は逆比例する」つまり、悩みが多い人は魅力が少なく、他人を魅きつけることができない。

 

何を与えるのか?

  1. 愛とは与えること。与えることとは、他人の5大本能(飢えへの怖れ、孤独への怖れ、劣等感への怖れ、もてないことへの怖れ、無知への恐れ)のどれかを充足してあげること。心配や悩みを除いてあげる作業。人を愛するのは自己を愛し、自己の利益のためにすること。自他の区別を立てないで、ともにそこに利益を計ること。

 

必要な態度 陽気さ

人間の魅力は「幸福感の中にある人」に、より多く存在するので、人生を明るく楽しく生きている人は、いわば太陽のような存在。人蕩しの術をマスターするには、まず「陽気」になるということが必要。具体的な方法としては、笑顔、あいさつ、話しかけ、の3つを自分からやること。お世辞が言える人間になることも大切。